戸籍法では、戸籍が抹消されるのは自治体に死亡届が出されてからと規定されている。戦争や災害で一族全員が亡く なってしまったり、家族そろって移民に出発していたりして、親睦から死亡届が出されないケースが少なくない。身内からの届出に頼っていれば、戸籍上生存し ている人が多数生まれるのは当然であろう。戸籍を相対化できる制度があれば、こうした事態はなくなる。